ライフ

無心になる7つの方法|感情を±0にするメリット

人間は日々何かしら考えながら生活していると思います。僕も普段仕事をしているときは仕事の事を考え、休憩時間にはスマホを取り出し本を読んだり、ニュースを見たりしています。また仕事でもプライベートでもスキルアップのために勉強している人もいるかと思います。そんな中でなんとなく

  • 考えるのに疲れた
  • なんかモヤモヤする
  • 勉強で行き詰まった
  • 頭がごちゃごちゃしている

こんな風に思うことはないでしょうか?
そんなとき、無心になることで頭を整理したり、リフレッシュすることが出来ます。
(詳しいメリットは後述していますので、読み進めてみてください。)

なので今回は普段生活している中で無心になりやすいと思ったことをピックアップして紹介していきたいと思います。

この記事を読むことで
  • 無心になる方法が分かる
  • 無心になるメリットが分かる
  • 気持ちを落ち着かせる方法が分かる
  • 簡単に無心になれることが分かる

すぐに実践できる方法も紹介していますので、参考になれば幸いです。
それでは本文で詳しくみていきましょう!

無心とはどういう状態?

無心とはどういう状態かを簡単に説明しますと、何も考えていない状態です。”ゾーン”という言葉を聞いたことがある方もいるかと思うのですが、この”ゾーン”も無心の状態と近しいのでないかと思います。僕も高校の部活の試合で一度だけ、周りはガヤガヤしているはずなのに頭の中は静まり返り、感覚が研ぎ澄まされるような体験をしたことがあります。これがゾーンの状態なのかは分かりませんが、何も考えていないのに今までで一番いいプレーが出来た不思議な感覚でした。

普段生活している中で無意識に机の上のペン立てを見ながらぼーっと無心になることはあるのですが、意識して無心になることは難しいと思います。なので感情をリセットでき、テンションを+でも-でもなく0のニュートラルな状態である無心になる方法とそのメリットについて紹介していきたいと思います。

無心になる7つの方法

それでは早速、無心になるお勧めの方法について紹介していきたいと思います。

運動

無心になる方法の一つ目は、「運動」です。

僕は週2回くらいのペースでジムに通って体全体の筋トレとサイクリングマシンを足が上がらなくなるまで行っています。
晴れている日はたまに走るのですが、晴れてるのでとても気持ちが良く、空とか綺麗な景色を見ながら走れるのはとてもリフレッシュになると思います。

運動の中でお勧めなのが、筋トレなどの無酸素運動よりもランニング、ウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動のほうが、無心状態になりやすいと思いました。屋外での無酸素運動でも無心になれると思うのですが、より無心になるために屋内でのランニングマシン、サイクリングマシンを活用しています。

屋外だと歩いている人や自動車に注意しないといけませんが、屋内のマシンを使用する方法だと、周りに気をつけることなく集中して有酸素運動に取り組めるところが屋内で有酸素運動をやるメリットだと思います。また集中して有酸素運動に取り組めるので、無心になりやすいと思います。

読書

無心になる方法の二つ目は、「読書」です。

読書の中でもお勧めは物語がある小説です。物語に入り込むことで、もやもやなどを一度置いておくことができ、頭の中を整理する時間ができます。内容に入り込めるものであれば小説ではなく、漫画でもいいかもしれません。

何を読んだらいいか分からないという方はドラマや映画の原作などから読み始めると読み進めやすいのでお勧めです。

最近読んだ本は、「コンフィデンスマンJP(上)」という本を読んだのですが、この本は最初から良い意味で期待を裏切られ、その後の展開が気になりすぎていつの間にか全部読んでしまっていた、そんな本でした。
2018年にドラマ化、2019年に映画化、2020年には第二作目の映画を上映する予定ですので、読んでおいてもいいかもしれません。

サウナ

無心になる方法の三つ目は、「サウナ」です。

サウナに10分くらい入ってから冷水を浴びることで頭をスッキリさせることができます。

これは体に良いとテレビで放送していたのを見て、やってみようと思ったのですが、やる前まではサウナに入った直後に冷水を浴びたら倒れるじゃないかと心配していました。ですが実際にやってみると、頭の中の雲が晴れていくかんじがして無心状態になり、リラックスできるので、今ではジムで筋トレした後に温泉に行ってサウナに入るのがルーティンになっています。

体も心もさっぱりできますし、即効性があるのですぐに気分転換したいときにはお勧めです。

絵描き

無心になる方法の四つ目は、「絵描き」です。

これは最近、趣味として始めたのですが、意外と無心になれるので今回紹介しようと思いました。

僕が実践しているやり方は、写真や画像などを見ながらiPadの「ibisPaint X」というアプリを使用してApple Pencilで絵を描いています。有料版と無料版があるのですが、無料版でも十分な機能は備わっていますので手軽に始められるかと思います。紙とペンなどで絵を描くのと比較すると、道具を揃えなくていいのと手が汚れる心配がないのがiPadなどで絵を描くメリットだと思います。

僕の場合は、風景画や桜などを鉛筆画風に描くのにはまっていますが、見たものをそのまま描くだけでもかなり難しいです。何も見ないで絵を描くと、考えたりイメージしたり頭を使わないといけないのに対し、参考の写真などがあると何も考えずに写すだけの作業になるので、ただ見たものをそのまま描くのが無心になるポイントだと思いました。

初めのうちは複雑な風景画よりも簡単なリンゴなどのほうが描きやすく、無心になりやすかったです。参考になるかは分かりませんが、最初に描いたリンゴです。

リンゴの写真であれば検索でいくらでも出てくるので、一度試してみてはいかがでしょうか。今後はもっと濃淡を生かせるように練習していきたいと思います。

紙にもやもやの原因を書く

無心になる方法の五つ目は、「紙にもやもやの原因を書く」方法です。

実際に僕も、もやもやした時に使用している方法なのですが、もやもやしているときは何かしら考えている状態だと思うので、その原因を紙に書き出しています。頭の中のもやもやを手を動かしてアウトプットすることで頭の整理にもなります。コツはもう書けないというくらいまで、アウトプットすると自然に頭の中のもやもやがなくなりますので、試してみてください。

これは仕事でミスをしたときに書いたものです。

仕事でミスしたことに対して思ったことを全部書き出して、次からはどう対策するか、解決策も思いついたことを全部書いています。紙に書くことでその時の記録にもなりますし、もやもやも解消できると思いますので是非試してみてください。

紙はルーズリーフやノートでも何でもいいと思いますが、ペンはスラスラ書けるものを選んだ方がいいと思いました。お勧めは、pilotの水性ボールペンです。油性ボールペンと違ってスラスラ書けますし、箱で買えば1本当たり98円くらいと安価なのでお勧めです。

これがpilotの水性ボールペンです。
ノック式ではなく、キャップ式ですが書きやすいのでお勧めです。




音楽を聴く

無心になる六つ目の方法は、「音楽を聴くこと」です。

ジャンルは自分がリラックスできる曲であれば何でもいいと思いますが、お勧めの音楽は、クラシックやYoutubeにアップされている「リラックス音楽」です。リラックス音楽では海の波の音だったり、川の流れる音が聞けるので題名の通りリラックス効果があり、目を瞑って深呼吸しながら聴くと無心状態になりやすいです。

スマホの電波が届くところであればいつでも聴けることが音楽を聴くメリットだと思います。

綺麗な景色を見る

無心になる七つ目の方法は、「綺麗な景色を見ること」です。

春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は樹氷など綺麗な景色は春夏秋冬いつでもあります。自然にはリラックス効果がありますので、山に行って川の音を聞きながらぼーっと眺めるのもいいですし、海に行って波を眺めるのも無心になれると思います。

東北地方でお勧めの場所は、青森県の弘前城の桜だったり、宮城県の鳴子温泉の紅葉だったり、山形県の蔵王山の樹氷など、綺麗な景色は沢山あるので是非見てみてください。

青森県:弘前城の桜

これは2019年のゴールデンウイーク後半に撮った写真です。桜は散り始めていましたが、雲一つない快晴で天候にも恵まれ、とても綺麗でした。このような雲がない青空を見ていると頭のもやもやも自然と消えて無心になれると思います。

宮城県:鳴子温泉の紅葉

これは2018年の10月下旬に撮った写真です。薄く雲が掛かった日でしたが、紅葉の赤、黄、緑と空の水色が混ざり、見とれるような景色でした。自然の綺麗な色は、リラックス効果もあり、綺麗な景色に見とれて無心になりやすいと思います。

山形県:蔵王の樹氷

これは2019年の2月中旬に撮った写真です。この日は全体的に雲が掛かっていて、雲と雲の隙間から太陽の光が差した瞬間に撮影したものです。写真の樹氷は一部しか写っていませんが、この景色が辺り一面に広がっているのを見たときは圧巻の景色で、もやもやを一掃でき、無心に景色を楽しむことが出来ました。




無心になるメリット

感情を0にできる

無心になるメリット一つ目は、「感情を0にできること」です。

無心になることで感情をプラスでもマイナスでもなく、0にすることができます。人間は喜怒哀楽などの感情に影響されながら生活していると思います。
釣りで例えると魚が釣れれば楽しいですし、喜びます。逆に魚が釣れないと悲しいですし、怒る方もいるかもしれません。また釣りたいがために焦れば焦るほど、魚は釣れません。

このように感情によって物の見方にフィルターがかかってしまいます。本来の目的は魚を釣って楽しむことですが、釣りたいという感情が前に出過ぎて焦りになってしまいます。無心になることで感情のフィルターを外して物を見ることができるので、物事を冷静に捉えることが出来ます。

無心になる習慣がなかったときは夜遅くまで仕事をしているときに、きちんと目標まで仕事を終わらせるのではなく、早く帰ることだけを考えて仕事が雑になり、翌日も残業と悪循環に陥っていました。

ですが、無心になる習慣を始めてからは本来の目的である、きちんと仕事を目標まで仕事を終わらせるを意識するようになり、仕事を丁寧に取り組むようになった結果、残業時間を短縮することが出来ました。

客観視ができるようになる

無心になるメリット二つ目は、「客観視ができるようになること」です。

自分の主観だけではなく、相手の意見も受け入れやすくなり、いろんな方向から考えることができるようになります。無心になるメリットとして、頭の中を整理することで思い込みを防止することが出来ます。仕事で時間がないときに大丈夫だろうと思って提出したら間違っていたということはよくあることです。

忙しいときほど、無心になって頭を空にすることで色んな可能性が見えてきます。

また無心になる習慣を取り入れる前は歩く姿勢など人に見られているのではないかと細かいところまで気にしていましたが、客観視できるようになってから他の人は、そんなに他の人の事を見ていないことに気づくことができ、気持ち的にも楽になりました。

ひらめき力が上がる

無心になるメリット三つ目は、「ひらめき力が上がること」です。

無心になることで脳を休める時間ができ、ひらめき力が上がります。
仕事で常に考えている人で、なかなかいい案が思いつかないと思っていた帰宅途中で、ぼーっとしていたら急にいい案がひらめいたり、仕事の休憩中に飲み物を飲みながらぼーっとしていると急にひらめたりなどよくあることです。

僕は開発関係の仕事をしているのですが、無心になる習慣がないときは案すら出すことが出来ませんでした。ですが無心になる習慣を取り入れてからは、いくつか案を出すことができ、最近では採用されることも多くなりました。

このように悩んでいるときこそ、一度無心になってみることでいいアイデアがひらめくこともあるので、定期的に無心になる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

集中力が上がる

無心になるメリット四つ目は、「集中力が上がること」です。

常に頭を使っているとどうしても集中力が落ちてきます。なので一旦無心になって頭の中の邪念をリセットすることで集中力を上げることが出来ます。

先程紹介した無心になる方法以外でも深呼吸することで、短時間ですが簡単に無心状態を作ることが出来ます。深呼吸するときに鼻から気道、肺まで空気が通る感覚をイメージして深呼吸すると無心になりやすいと思いました。

趣味でスノボーをしているのですが、長い距離滑っていると、どうしても集中力が途切れて転びそうになるのですが、ここぞというときに深呼吸をすると一時的に集中力が上がり良い滑りが出来たので、ここぞというときに試してみてください。

仕事でも学校の発表会でも深呼吸で一瞬無心になる方法は使えると思います。

深呼吸 → 無心 → 集中する

という深呼吸で頭の中を切り替える癖をつけておくと、ここぞという時に役立つと思うので、是非無心になる習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。




まとめ

今回は無心になる方法とメリットについてお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
7つの無心になる方法の中でも自分に合う合わないはあると思いますので、少しでも興味が湧いたものを試してみてください。

無心になるメリットについてまとめると

  • 集中力が増す
  • 瞬時に集中できる
  • 感情をコントロールできる
  • 感情に任せて行動することが減る
  • 客観視ができる
  • ひらめき力が上がる

無心になるメリットについては実践してみてどう思ったかをピックアップして紹介しましたので、参考になれば幸いです。また習慣化することで気持ちの安定、ストレス緩和にも繋がります。なかなか時間が取れない方もいるかと思いますが、隙間時間でもできる方法もありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

うっちー
新しいこと、知らないことを知るのが大好きな25歳です。 最近は心理学について勉強を始めました。

日々生活している中で学んだこと、毎日を充実させるためのヒントになる内容など、 有益な情報を発信していきます。

■プロフィール■
\ Follow me /